6月に入り、学校の定期テストが近づいてきました。試験はは進んでいますか?
直前に慌てて準備をしていては、結果は期待できません。
内心焦ってはいても、になかなか行動できない原因は、ズバリ何をやれば良いのか本当の意味で分かっていないからです。
そこで今日は
をお話します。

1.目標の決め方 〜 真剣に考えれば、全教科が同じ目標点になる筈はない!
②得意な科目から、順番に3科目の目標点を決める
③合計目標点から②で決めた3科目の合計点を引く
④引き算後の点数が、残りに2科目の目標点になので、それを配分する
⑤もし、苦手科目の目標点が高くなってしまったら、得意科目の目標点をUPさせて調整する
ポイントは単なる数字にならないように得点を設定すること。
学校や塾の先生、お父さん・お母さんに相談しても構いません。
ことに焦点を当てましょう
2.提出物を終わらせ方
②苦手科目は、飛ばしながらで良いので、解けるページから始め、提出範囲をチェックする
③得意科目でも、時間がかかりそうな問題はしるしをつけて飛ばす
④一度提出範囲の最後のページまで進んだら、最初のページに戻り、飛ばした部分に取り組む
⑤数学以外で分からない問題は答えを見ながら解いていく(数学は答えを写しても無意味です)
⑥各科目の目標点と提出物の出来具合を比べて、まだ足りない場合、頑張れば解けそうな問題を選択し、進める
⑦テスト実施日より、1週間前に終わらせる
3.学習時間
②目の前に時計を置き、アラームをセット。常に時間を意識して勉強に取り組む
③時間になったら、問題の途中でも潔くやめる
④同じ科目を続けてやらない

4.暗記法 〜 脳のシステム
人間の記憶は、暗記した内容の約75%を1日で忘れる仕組みになっています。ですから、2日前に覚えたことを忘れてしまったとしても、落ち込む必要はありません。むしろ普通のことなのです。
だからこそ、暗記方法が重要になります。効率的な暗記法を知り、実行してみて下さい。
②暗記と問題演習を交互に行う。覚えてから問題を解こうとする人が意外に多いが、問題演習をせずにテスト問題を解くことは難しいので、暗記と問題演習をミックスします。
試験範囲の問題集を用意する(もちろん学校のワークなどでも可)
「暗記時間5分→問題演習5分→丸付けを間違いを確認」
このパターンで3ターン繰り返えす。約25-30分なので、50分で2単元の内容を暗記できます。

寝る前に映画やテレビを見て、その登場人物が夢に出てきた、なんてけいけんはありませんか?脳には、寝る直前に触れた内容を夢で反芻するシステムが備わっています。ですから、暗記科目は寝る前に学習すると効果が高いのです。
④数学は解けない問題で粘らない。粘り強く問題に挑戦することはとても大切なことだが、試験前は時間との勝負。3分考えて解けない問題はパスするのがベスト。また、暗記とは逆に、食事前の朝や夕方の時間に学習することが最も効果的。
⑤暗記したい内容を壁に貼る。
A4の用紙を縦4列・横8列に折り、表裏に問題と解答を書きます。例えば、「興味がある」「interesting」と表と裏に書き、セロテープで部屋の壁に貼っておく。朝起きた時や帰宅した時など、部屋に入った際にチェックし、もし覚えたと思ったらその紙を壁からはがし捨てる。科目は何でもいいのでランダムに壁が埋め尽くされるくらい、貼ってみましょう。
〈PART1終わり〉