小学5年生の受験勉強と憂鬱

中学受験を目指されている保護者の方の悩みで、最も多い悩みの一つが「子どもの反抗期と受験勉強」についてです。

このブログをお読みの方にも、まさにそのことで悩まれている方がいらっしゃるのではないでしょうか?

受験勉強をする意味を求める

中学受験の勉強は、まだ子どもの意志が定まる前にスタートしています。

それが小学5年生以降になると、個人差はあるものの自我の芽生えと共に「何故こんなに勉強をやらなければならないの?」という疑問を持つようになります。

そして、明確な目的を求めるようになります。

「良い学校に進学して、良い会社に勤めれば良い生活が送れる」というのは、子どもに響きません。

学習内容が難しくなる

その一つに勉強が難しくなり、保護者が成績のアップダウンに一喜一憂してしまい、成果ばかりを追うことで本来の中学受験独特の勉強の楽しさを忘れてしまうことが挙げられます。楽しくなくなった途端に、やらされている感がドンドン強くなります。

そして、何故やらなければならないのか?という疑問に繋がっていくのです。

子どもと一緒に目的を考える

ですので、この時期は、成績よりも志望校合格後の夢や目標を再確認することをお勧めしています。目先の成績に囚われず、将来の目標に焦点を当てることで「何故勉強するのか」の意味が明確になっていくからです。

志望校も、みんなが目指しているからではなく、本当に「自分=子ども」に合った学校を再検討することも大切です。無理に1校に絞る必要もありません。

自己肯定感を与える言葉

更に、この時、子どもに自己肯定感を与える言葉

「頑張っているよね」

「夢を叶えられたら、お母さん、嬉しいなあ」

「貴方ならきっとできると信じてる」

を与えることで、子どもが自信持つようになります。

うっかり否定的な言葉ばかりをかけると、子どもたちは自分の能力を否定的に捉えてしまい、勉強しなくなる=受験をしないという選択を取るケースもあります。

大人が考えるよりも、5年生はしっかりとした考えを持っています。親と子どもではなく、一人の人間対人間として同じ目線で話し合うという意識を保護者側が持つことが大切になります。

ABOUTこの記事をかいた人

1985年より学習塾の講師として、中小塾から大手塾まで常にトップ講師として30年間第一線で子供達の指導に携わってきた。 同時に、講師の研修・指導、テキストとカリキュラムの作成、校舎運営や会社の経営まで、様々な経験通じ高いスキルを身につけている。 2015年3月より、塾講師を卒業し「進路設計相談士」として、小中高生の学習指導はもちろんのこと、不登校生徒・学習不振・学習障害の子どもの指導など、既成の枠にとらわれない教育活動展開している。 また、保護者を対象にした、子育ての悩みや子供の進路設計を考える個別カウンセリングも実施。 尚、2001年からは、ベーシスト・アーティストとして音楽活動も行っており、この15年で参加アルバム9枚、自らのユニットLove music together 名義では4枚のCDリリースしている。 不登校の生徒たちが、ライブに参加して活動的になるというケースもある。