指導開始から5科目を210点アップさせ、見事第一志望の高校に合格したM君。
受け持った当初は中学2年生の2月。
指導前2学期の期末テストは5科目で150点という結果で、手の届く高校はかなり限られている状態でした。
性格的にも大人しく、クラスでも目立たないポジションだった為か、通知表の内申点も「5科目オール2」という辛い評価だったことを覚えています。
目立たない存在が一目置かれ始めた瞬間!
目前に迫る学期末テストでは、大きく不足していた基礎学力が高まり、まずは5教科240点までアップ。
目標は学年順位を真ん中以上にして、「学校でのザコキャラ扱いから脱出する!」ということで本人は決意。
まずは、どうしたら希望通りの姿になれて、最終的に志望校に合格できるかをブランディングしていきました。
その後の学習指導では、早めに点数がアップしそうな科目から学習量を増やし、指導は主に英国数に絞り込みました。
特に英語は、テスト対策用のチアフル独自のプリントを繰り返し解かせる方法を取り入れ、じっくりと理解を深めていくことにポイントを置きました。
そして…3年生の1学期の期末では5科目300点を超え、「まさかMが…!?」という具合に周囲の友人を驚かせました。
この周囲の反応から、本人も自身の実力が一気に上昇したことを実感。
一段と向上心を燃やし、2学期の期末テストでは5教科360点以上の結果を残し、通知表はオール3に塗り替え、目指せる志望校の幅を大きく広げました。
入試前までに、漢検3級と英検3級も取得することができ、さらなる自信に繋げることに成功し、第一志望の高校へ見事合格を勝ち取ることができました。
まとめ
M君曰く、中学1年生の頃から、成績は200点前後に留まり、目標を掲げて何かに打ち込むという経験も特になかったとのことです。
それを、本人も予想し得なかった成績に伸し上げたことで、それに伴いテストの点数をはじめとする学業に対する基準も比例して上がったことが最大の収穫であったと感じます。
また、昨年12月に販売スタートした書籍『2ヶ月で定期テストを200点アップさせる方法!!』にも書かせてもらいましたが、今回「何を教わるかではなく、誰に教わるかで決まる」の成功例を作り上げたと見ることもできます。
M君に学習方法やノウハウのみではなく、早めに独自のブランディングを織り交ぜながら指導を進めていったことが、結果を大きく変えることができたと振り返ります。